体験と経験

46歳175 日目。通勤中の電車より

自分の存在を疑う。
今の私は本当に生きているのだろうか?

現実は昏睡状態、
見ている世界は夢の物語。
もしかして、と頭をよぎるが
違うとは信じたい。

数十分前のことが
数年前のように遠くなる。
きっと時間の特急電車に乗ったんだ。
慌てて戻ろうとしても
時間の流れは思うようにはならない。

朦朧とした意識、
現実世界の物は全部捨てる。
意識が切れると
過去の自分との繋がりも切れる。

そういう規則の世界ならば
受け入れて最善を尽くすしかない。
文句を言っても変えれない事なら。

今、私は生きている。

***
朝6:40
意識の目覚め。
身体の感覚が意識に繋がり出す。
のめり込んでいた夢の世界も
今となっては何も覚えていない。
「ド忘れ」というより
最初から記憶に定着しなかった。

朝6:50
もう起きなくては。
身体が重い。

霞んだ視界と
子鬼が潜んだ左手。

外は秋らしい風が吹いている。

朝食にトマトソース丼で今日の元気を頂きます。
今日も無理しすぎず頑張ろう。

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