45歳283日目。近くの漫画喫茶より
土曜日が1番好きだ。
何をするにしても余裕がある。
金曜日まで続いた拘束は解かれているし、
日曜日という後方支援の存在もいる。
日曜日は儚い。
月曜日から始まる拘束に心は先行して準備をはじめようとする。
1週間の思い達を当日消化させないといけない使命と責任がある。
達成出来なければ頑張ってくれてた曜日達は悲しい顔するだろう。
だから日曜日は頑張らなければならない。
7日後も自身が同じポジションでいる為に
他の曜日達が頑張れるように。
***
朝5:20
生活感のあった夢から目覚める。
学生時代、子供部屋。
私のパソコン、プリンタから出てきたカラー印刷物を弟がラミネートしている。
その事を咎めると返答は「消耗品は自分自身のものだから大丈夫」。
欲しい回答はそれでは無い。
何年も使用していない部屋なのか、
床にはホコリや抜けた髪の毛が溜まっている。
窓を開けて中庭にホコリを出そうとする。
団扇で風を当てて。
一生懸命、団扇で煽っても角の溜まったものは動かない。
直接手で取れば早いのに、そうはしない。
朝7:00
妻の動き。
寝疲れている私自身も起きようとは思うが暖かく柔らかい布団から抜け出すのは容易ではない。
甘い誘惑や欲望に流されてダメになっていく人の話はあるが、私もその仲間だ。
朝8:30
そろそろ起きよう。
外の太陽の光は夏のように明るく感じる。
風が強く遠くの木々が揺れている。
疎らに白い雪が舞っている。
明るさとは裏腹に寒そうだ。
朝9:00
近くの漫画喫茶ZOOMさんにやってきた。
店内には静かにj-popが流れている。
ゆっくりと今日の自分を起動していこう。