大鳥と小虫

47歳143日。西国のホテルより

物を切る道具だからと言っても
ハサミで全ての物は切れない。
石や金属などの固いものには尚更。

文字を書く道具だからと言っても
サインペンで全ての物には書けない。
濡れたものは勿論、
空気や心といった無形のものに。

ひとつの道具を知っているだけでは
全てのものには対応できない。
複数の知識を知っても
対応出来ないこともある。

心がけるのは臨機応変、
対応できなければ
プランを変えること。
時には回避や妥協も必要だ。

***
朝5:00
深くは眠れていないようだ。
夢を見ている。

朝5:45
身体は痛く目が乾いている。
現実から逃げて横になり続けるのは
限界も近い。

朝6:00
起きよう。
シャワーを頂く。

外は明るく空は晴れている。
朝食までに少し時間があるので
外を歩こう。
昨日は座る時間が長かった。
たるんだ足に刺激を。

朝6:20
木陰の道を進む。
まだ車も人も流れは疎ら。
スズムシらしき虫の音色。
聞いたことがないセミの歌。
(木材の切断音に似ている)

朝6:45
湖里公園の中を少し歩く。
ジョギングや体操、瞑想している人。
鳥の声が近く感じる。

朝6:55
28℃歩けば暑くなる。
もう戻ろう。

朝7:10
ホテルのビュッフェ会場。
朝食に焼き秋刀魚とサラダと白粥で今日の元気を頂きます。
今日も無理しすぎず頑張ろう。

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