掘削と耕耘

48歳284日。自宅の食卓より

病休4日目。
闘病の地獄から仕事の地獄への移行を迫られている。
強制的に休むタイミングは神様が与えてくれても
再起する行動は自分から振るい出さないといけない。

体温は37℃以下になったが
頭は火照っている。
咳と痰、鼻水が悪意を持った色をしている。
それでも大分良くなった。

いざ仕事に取り掛かろうとすると
心の抵抗感は強くなる。
手を止めている時間の分だけ
後々苦しくなるのは知っている。
そして普段のように楽観視できる未来も無い。

意識がスッキリしたら
行動しよう、と決めたとしても
いつまでも意識はスッキリしない。
どこかで見切らないといけない。

***
長い夜。
意識は沈んでいかない。
寝ている姿勢が悪いのか安定しない。

朝起きたら仕事に取り掛かろう、
そう思っている自責のせいか
夢でも仕事に催促されている。

過去トラブルがあった虫の調査結果と対応の追求。
トイレットペーパーホルダーの外観問題。
検査基準の見直し。

過去に実際にあった記憶を思い返しているのか
夢の創作なのか区別がつかない。

朝6:00
身体が熱くなり汗が出てくるようになれば眠れ始めた感はある。
その頃にはもう朝だが。

仕事するからには8:30には取り掛れるようにしないといけない。
が汗ばんだ身体を動かせれる力は無い。
思考と身体のギャップがある。

朝8:00
近くの工場の始業アナウンス。

意識はずっと動いているのに
身体は動かない。

朝9:00
体温を測って起きよう。
36.64℃。大分落ち着いてきた。
起きれば咳をして鶯色の痰がでる。

汗ばんだ身体をシャワーで流す。
思えば身体を洗うのも2日ぶりか。

朝食に魚雑炊で今日の元気を頂きます。
今日も無理しすぎず頑張ろう。

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