46歳210日目。通勤中の電車より
蟻が巨人を見る時、
巨人が蟻を見る時、
別格過ぎて生き物だとは認識出来ず
直ぐに興味を失うかもしれない。
気を張りすぎた出張から帰ってきて
安堵している。
慣れた日常に戻れたことに。
想像していたより
強かった活気に当てられた。
思考はバグってバカになった。
自分の存在は無力に感じるほど
大きかった。
私が何を出来るかは未だ分かっていない。
でも分かっただけでも良かった。
自分は大したことない、
だから慢心してはいられないし
まだまだ伸び代があるという事。
蟻は巨人に気づいても
目の前の皮膚に触れるだけ
巨人は蟻に気づいても
一匹一匹を全力で潰さない。
潰そうと思ったら薬をかけるだけ。
外に攻撃している余裕があるのなら
内を成長させる事を考えた方が良い。
***
朝6:00
意識の目覚め。
慣れた部屋の慣れた布団。
いつまでも休んでいたい。
朝7:00
妻が目覚めて動き出す。
出勤に備えて。
私も起きて行動しようとするが
心にブレーキがかかっている。
いつだって朝の儀式は現実を受け入れるのが難しい。
朝8:00
近くの工場からラジオ体操が始まる。
人々が活動をし始めている時刻、
まだ私は眠っている。
朝8:30
そろそろ起きよう。
出勤前の妻に挨拶。
外は明るいが空には薄い雲。
気温18℃、大分涼しい季節。
布団を干して
今日の予定を考える。
溜まっている仕事を考える。
朝食はお腹を休めるためにやめる。
今日も無理しすぎず頑張ろう。