48歳157日。自宅の食卓より
光から逃れて
暗い闇の中に走っていく。
何も見えない世界。
情報がないから不安になるが
情報がないから安心もする。
音から逃れて
静かな空間に飛び込む。
何も聞こえない世界。
周りでは何か騒いでいるが
何も聞こえなければ反応のしようがない。
そのうち見えている映像もぼやけていく。
他人との接点から逃れて
孤独な世界を築きたい気持ちと
対等以上の力を得て
他人との接点を築きたい気持ち。
今逃げ出したいのは
自分自身が弱くだらしないから。
自分が自身を認めていないから。
出来ない自分を受入れないから。
自分を認めてない気持ちが
周りにも伝播する。
解決に向かって前に走るか
逃げ出して脇に走るか
気持ちは定まってない。
まだ暗く静かな世界に閉じこもっている。
***
朝7:00頃
夏季休暇の朝。
明確な予定を立てていない日。
考えることを止めて
眠ることを継続する。
朝9:00頃
妻が起きて食事をしている気配。
私の身体は動かない。
友人の部屋。
友人の両親。
机の上のパソコンを見て話をしている。
壁に掛かった民芸品に刻まれたメッセージ。
私が気づいたことに友人は笑う。
…その友人の顔は今は覚えていない。
昼12:00
近くの工場からの放送。
もう昼になった。
もしかして聞き間違いで10時の休憩放送だったかもしれない。
どちらにしても私の身体は動かない。
動いた方が良いと思う反面、
今日は休むことに集中したい気が強い。
何もしたくない、素の自分が表面化する。
夕方16:00
横にいた妻が起き上がった動作で
私の心も引っ張られる。
起きよう。
大分休ませて頂いた。
外は明るいが空は薄雲で覆われている。
外は暑い。
遅いながらも
ネオレーズンバターロールとコーヒーで今日の元気を頂きます。
今日も無理しすぎず頑張ろう。