失態と実態

48歳250日。西國の空港より

一回り年下の代表者は強い言葉で大勢を束ねていた。
私はどうだろうか?
1桁の人員を束ねることも出来ずに悩んでいる。
この差はなんだろうか?

ハッタリスキルで今回も乗り切った感がある。
瞬間の勢いだけで持続は出来ない。

分からない言葉が飛び交う中
私は脳内で勝手に翻訳の吹き出しをつける。
相手は反発しているように感じる。
時間に押されながらも
通訳してくれた方が強気に言ってくれたのは助かった。
言葉が伝われば直ぐに私は譲歩しがちになってしまうから。

問題点を見つけて整理できたのは良かった。
対応について相手も前向きに捉えてくれているのも良かった。
…だけどなんだろう、心に引っかかっているものがある。

悩みも時の流れで消えていくのだろうか、
そう簡単に片付けてしまうのは早計だ。

今はやれる事を行っていくしかないのは変わらないが
心は挫けてしまっている。
優しい言葉に縋りたい。

***
朝5:30
電話が鳴っていることに気づく。
先方から一方的な通知。
何を言っているか分からない…

勢いでとった電話を終えて。
今の事態を整理する。
ここはホテルの客室。
昨晩からの記憶がない。
カラオケに行ってはしゃいだところまで。

ホテルの客室には同席していた客先が私を運んでくれたのかもしれない。

もう少し休みたい気持ちもあるが出発を考えると行動した方が良さそうだ。

朝6:10
チェックアウトの手続き。
一人の時は翻訳機が活躍する。
文明の利器に感謝。

朝6:30
空港まで車で送迎して頂く。
片道1時間かかる道のり、対応に感謝。

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