暗雲と光

45歳84日目。通勤中の電車より

いつまでも先も自分も見えていない状況では達成感は生まれない。
波に埋もれていく。

たまに埋もれるくらいなら良いが
常時…では「自分」というものは無い。

考える事を止めている。
自身の選択を放棄している。
自分の未来を諦めている。

埋もれてしまうことが避けられないのであれば
忘れてはいけない。
心の中では自分を尖らせることを。

***
そろそろ起きる頃か。
よく眠った。
起きて顔を洗いに行く。
時計を見るとまだ起きるのには早かったようだ。
朝5:15

再び眠りの世界へ。

3階建ての建物に戻ってきた。
屋根の上から屋内に落下しながら入る。
リフォームが終われば屋根から1階への直通が出来る。
今は各階毎に着地する。
着替えて半袖1枚。
1階の玄関から外に出る。
人類は地面に足をつけることを止めたので塀の上を歩いている。
特殊な素材をつけた車だけが地面を触れて移動している。
100m先のトンネルに向かって塀の上を駆け出す。

朝7:08
目覚め。
先程とは変わって目覚め切れていない身体を意識が引率する。

今日の空は曇っている。
弱めの雨も降っている。
身体の力が制されている。

今日も大人しめにした方が良さそうだ。

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