無知と許容

45歳82日目。自宅の食卓より

無知による鈍感と
許容による平常心。

予定外の事があると動揺してしまった子供の頃。
無知なのは恥だと思ってて
いつも背伸びをしていた。
話が食い違うことはよくあったが
自分の悪さを認めず正当化をしていた。
自分も弱者なのに
弱者を見下していた。
そして戦況が悪くなると直ぐに逃げ出していた。

完璧な自分になれなかった時
それは些細でも失敗した時
心の中でリセットボタンを押していた。
勿論、失敗した事実は無かったことにはならない。

回数を重ねるにつれて対処出来るようになってきた。
ようは、自分は完璧ではないし
完璧出なくても良かったんだ。

無知な自分を許容できるようになってきた。
でもまだまだ表情は柔らかくはない。
いつも心の奥では子供の頃の自分が「完璧さ」と「保身」を求めて「現実」を受け入れない。
ぼんやりとした「理想」と呼んでいる物ばかり考えている。

もっと自分を認めてあげれば
体裁を整えなければ
肩の力も抜けるし
呼吸も楽になる。

一日中、気張らなくても良い。
少しずつ話していこう。

***
よく眠ったつもりで
まだ眠っていたい。

現実を受け止める自信はない。

外の工場からのチャイム。

朝8:00
もう起きなくては。

身体の動きは悪いが
少しずつウォーミングアップしよう。
ちょっとモンスター退治。

冷凍庫の内壁に成長した霜が張り付いている。
ついに対峙する時が来たようだ。
木のヘラをノミのようにして削っていく。
剥がした霜は鍋で回収。
大分スッキリした。

氷は庫内と心に張り付いていた

朝8:50
食卓で妻が用意してくれた朝食を頂きます。

今日の空も明るく元気だ。

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