陰影と追憶

45歳187日目。自宅の食卓より

丸い月も美しい。

東の空から昇った満月は黄金色に輝いている。
昼間の空には薄く鰯雲が覆っていたのに
今は光を遮る雲は殆どない。
お月見を堪能出来るよう配慮してくれた空に感謝。
30分ほど後、どこともなく現れた雲が月と光の演技をしてくれた。

空の表情が気になりだしたのは
18年くらい前だろうか。
北海道、東の根室へ自転車で向かっていた時の空が心に刻まれている。
空を覆った雲の隙間から放射状に地上に注がれる太陽の光が神々しさを感じた。

下を向いていた生活から
上を向くことを覚える。

私は空が好きだ。
空を見ていると自分の生き方を考えさせられる。
表情の豊かさ・激しさ
自分と比べようにならない広大さ

***
落ち着きのない身体は元気の証だろうか。
じっと定位置で居る事が出来ない。
頭と足の向き変更を繰り返している。

朝7:30
目覚め。
最終的には頭が北、足が南。
悩み抜いた上で決めた事なら後悔もしないだろう。
起き上がって正面の南のカーテンが視界に入る。

水を飲む。
喉が乾いていた。

昨日の歯科検診で磨いてもらった歯を大事にしよう。
着色への対応は
「乾燥させないこと」
「歯磨き粉を使うこと」

朝8:00
朝食を買いに部屋を出る。
妻は本調子ではないので休ませておこう。

朝8:20
町の人気パン屋さんの1つ、ポンレヴェック(Pont-l’Eveque)さんにやってきた。
子供の頃から好きな焼いたパンの香り。

朝8:50
帰宅。4,600歩。

休んでいた妻は夢の体験を教えてくれて起き上がった。
今日の冒険が始まる。

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