敗戦と帰還

45歳307日目。自宅の寝室より

実家から自宅に戻ってきた。
凱旋ではなく傷病兵として。
コロナウィルス陽性が確定した為、
実家に避難している立場から
厄災者の立場になったからだ。

実家に数日いたから
実家の掃除が出来たのは良かった。

6日ぶりに自宅に戻ったが
もう長く帰って無かった気がする。
実家にも長くいた気がするが精神的には緊張していた。
自分の居場所が不安定な感じだ。

自宅に戻ってからは直ぐに休めれた。
妻が準備してくれたお陰である。
※途中、仕事の問い合わせの電話で目覚めてしまった。

左脇にホッカイロを付けて血流を良くする処方を教えてくれた。

***
夢を見ているのか
考え事をしているのか
自分の意識に気づいている。
1から10までを数える事を繰り返している。
深い眠りには入れていない。

朝5:00
家に光が灯る。
働き者の父が活動をし始めたのだろう。

朝6:00
体調の症状は変わっていない。
咳と痰、鼻水が酷くなっている気はする。
体温は…36.8℃。解熱剤の効果が出ている。
それだけでも有難い。

朝7:00
父が朝食を部屋まで持ってきてくれた。
後から知ったが私が陽性になった事を父は気づいてなかった。
伝え方が悪かった事に反省だ。

朝食を終え、厄災者の私は早めに撤去準備を始める。

朝8:00
まとめておいたプラゴミ袋・不燃ごみ袋を最初に捨てに行く。

朝9:00
自宅に荷物を再び休む。
妻が布団を用意して置いてくれたので感謝。

昼13:00
目覚めてバナナ1本を口にする。

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