45歳226日目。通勤中の電車より
色彩は薄れていき
空気は重くなる。
自分自身の進みは遅いのに
道端の石を更に積んでいる。
どんどんゆっくりになっていく。
光のように早く進めたい気持ちだけが先行している。
理想と現実との乖離を叱咤する。
投げた矛先は自分自身に向かっている。
背伸びしすぎなんだろうか。
もう少し気持ちも鎮めるようにしたら楽になれるだろうか。
もう少し石を積むことを止めれば楽になれそうな気はする。
…であれば、微音は雑音として捉えよう。
もっと鈍感になれば良い。
***
現実と似たような仕事をしている。
大手取引先様の大工場を出て駐車場。
空は明るい。
同社の社員(中国の方)を見つけて一緒に自動車で移動する。
朝5:55
目覚めの儀式を進める。
少しずつ眠りの世界から遠ざかっていく。
朝6:25
朝6:55
朝7:00
そろそろ起きよう。
今日も空は明るい。
歯を磨いていると玄関からチャイム。
父がおでんを作ったおでんを持ってきてくれた。
有難い事です。
今日の朝食に加勢される。
今日も頑張ろう。