船と魚

45歳47日目。スーパーの魚屋さんより。

筋肉痛で身体は震えている。
昨日の海での疲労が余韻として感じている。

風が強かったが出航出来た昨日早朝。
波の高低差は2m程あり、
船は波を飛び跳ねて沖に向かっていく。

船酔い気味。
吐き気を堪えて目を瞑る。
意識は別のことを考えるように。

雨と風と波。
出航から1時間目。

事態は突然変わる。
船長に入った連絡。
沖に浸水している船からの。

急遽、救済に向かいに。
緊迫した空気になる。

駆けつけるにも不利な条件が多い。
雨で視界が
波で足元が

船酔いも危険な所まで来ている。

朝7:05
対象の船を見つけて近くにまでよる。
船上には複数の釣り人達が釣りをしている。
…あれ?
思っていた緊迫感とは違う。
緊迫しているのはこちらの船と
向こうの船長さん。

エンジンはまだかかっているので自力で港に戻ってもらうことに。

平和になった…?

朝7:25
戦闘開始。
第一戦からハンデをもって戦う。
天候も体調も。

朝9:30
自分の糸に鯛がヒット!

雨なのか海の水しぶきなのか
ズボンの中で濡れた感触がある。

朝10:30
小ブリがヒット!✕2

船上で小さな祭が起こる。

昼12:00
ヒット!
竿が海水直下まで引きづられる。
糸を引く腕の力も限界だ…

引き上げたのは大きな鯛。
皆の気分は上がる。

その後も船は海を駆け巡り。

昼14:00
最後の戦いを終えて船は港に戻っていく。

疲労と睡眠不足でみな意識は途絶え途絶え。

昼15:20
港に戻り片付け。
大祭ではなかったけれど密の濃い時間となった。

皆さんありがとう。

***
営業Hさんのフロアに呼ばれて
相談事を聞き説明する。
終わって営業Tさんから技術Hさんへの伝言を受ける。
その伝言内容に主語がない。
本当に伝わるのか、誤解を生じないかの心配は告げる。

身体が披露している。
今の時間は分からないが、まだ眠っていたい。
早く起きて宿泊しているホテル周りを歩くなんて、とても出来ない。

朝7:00
同室のIさんは入浴に向かう。
私は布団の住人として責務を全うする。

朝7:30
もう起きよう。
顔を洗って着替える。
空は薄雲で覆われて太陽がくすんでいる。

朝8:00
チェックアウト

朝8:10
コンビニで軽食を購入しての立食会。

ここから高速道路。

朝10:30
旅の出発地点に戻ってきた。
旅の精算。

朝11:00
収穫した魚の分配。
ひと仕事終えて、皆の顔は笑顔に。

朝11:40
応援に駆けつけてくれた妻と合流。

昼12:00
ランチにパスタを頂きに
二家族でやってきた。
旅の体験談で総まとめ。

後は魚の処理でこの旅は終わる。

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