朝露と湧水

45歳160日目。自宅の食卓より

久々に身体を動かした。
3年ぶりのハイキング。

木陰の山道は涼しく心を落ち着かせてくれる。
普段見ない生き物(虫や植物)が身近にいる。

山道は分岐が多い。
道の選択を繰り返して進んでいく。
道の選択を誤ったとしてもリカバリー出来ればそれで良い。
今回も最終的には無事に帰路につけれた。

安易に半袖半ズボンの軽装で挑んだのは失敗だった。
何度もヒルが接触し流血する。
ヒルでの流血はなかなか止まらない。
蒸れるのを嫌がって靴紐を縛らなかったのも失敗だ。
靴擦れが酷く皮膚がめくれてしまった。
傘を持っていったのは成功だった。
普段は杖の代わりになり身体を支えてくれるし、天候が悪くなったら本来の役目を果たしてくれる。
万が一、獣に会ったら撃退にも一役買ってくれたかもしれない。

今回初めて展望所まで辿り着けれた。
高いところから見れる景色は心の疲れを吹き飛ばしてくれる。

あとは身体の負担を減らしていれば望むことはない。

***
朝6:20
喉が乾いている。
長く眠っていたつもりで朝はまだ早い。
見ていた夢は直ぐに消えてしまった。
起きて今日の課題を整理する。
今は外に出て歩く気にはなれない。
昨日のハイキングで全身疲れている。
貼った湿布のお陰で大分楽にはなった。

本でも読もう。

朝7:20
可燃ごみ収集の日。
回収前に家の可燃ごみを出してこよう。

戻ってきてから布団の上に倒れる。

朝9:20
目覚め。
身体が休息を望んでいたから
長く眠っていた。

そろそろ活動しよう。
妻が朝食を作ってくれた。
そば粉のパンケーキ。

まだ今日の指針が決まらないまま
意識は流されていく。

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