干潟と氾濫

47歳328日。隣町の定食屋より。

目が赤い。
昨晩、鏡を見て気づいた。
翌朝も目は赤いままだった。

昔読んだ漫画のキャラクターを思い出す。
ずっと目が充血していた課長さん。
仕事思い、部下思いの人。

私も他人から褒められる生き方をしたかったが
今は病に逃げる身。
だから自分のことを優先しよう。
そんなに肩の張らなくてもよいのだ。
そんなに身体に力をいれなくてもよいのだ。

***
深夜2:30
身体の乾きと下腹の知らせ。
トイレに行くが解毒は達成出来ず。

朝4:00
3ヶ月前に交通事故で命を落とした兄。
数日前に娘を出産した義姉。
私は叔父になった。
左腕に姪を抱える。
小さいものは例外ないが
姪は可愛い。
なのに突然、言葉を喋りだした。
生まれて数日なのに。
記憶を辿れば義姉も小さい頃から賢かったらしい。
姪は前世の記憶をもっていた。
姪の前世は…彼女の母親の人生。
そして家には義姉が2人存在することになった。

GIFUの街。
ハロウィンなのだろう、仮装した団体を何組かすれ違う。
三叉路の角ビルに入る。
銀髪の狼の仮面を被った男性。
TOYAMAに客引きに行く事をスタッフと会話している。
…遠くないか?
ビルの階段を登る。
私が案内されたのはネジの部屋。
6組くらいが座っている和室。
螺子とは関係ないのかもしれない。

朝8:00
近くの工場から始業の体操が流れる。
もう世界は朝なのだ。
…でも起きたくはない。

朝9:00
鼻の詰まりで呼吸困難。
鼻をかむついでに顔を洗いに行く。

外は明るいが空は薄雲で覆われている。
随分長いこと眠っていたから
社会への復帰の仕方を忘れている。
仕事の未読メール数は幾つになっているだろうか?
憂鬱に悩むのもあと少し。
明日には強制的に片付け始めなくてはいけない。

昼12:00
身体は大分汗をかいた。
着替えよう。
身体から濃い内戦跡を排出する。

外は大分明るくなっている。
気は進まないが起きて行動しよう。
布団を干そう。

昼12:40
隣町の和食のさとさんにやってきた。
平日だからか空いている。
着席率は4割。

朝食兼昼食になごみ弁当ミニ華ちらしで今日の元気を頂きます。
今日も無理しすぎず頑張ろう。

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