錯誤と夢想

48歳51日。通勤中の電車より。

踏みしめている大地よりも
遥か遠い空ばかり見ている。

現実に起きている問題よりも
仮想の物語を見ている。

身体にも世界にも掛けれる力が弱まってきた。

積み上げることに尽力していた
青年期は終わり
取り崩すことを考慮し出す。

積んだ経験は少なくないが
それでも自信は強く持ててない。
いつも不安は取り除けない。

得れた功績よりも
失敗した悔やみばかりを見ている。

それでは
支えてくれている幸運が
いつか愛想を尽かすだろう。

分かってはいるが
まだ気持ちの整理は出来ていない。

***
深夜3:50
遠方に急遽呼び出されて数時間経過。
何とか目処は着いた。
電車に乗ったが自宅まで帰れるかは
分からない。
乗り継ぎが上手く行けば
夜行列車に乗れるらしいが…
早く帰りたい。

朝6:00
路地裏出身の人材が幹部に選ばれたのは異例のこと。
スラムで話題になっている。
自分達にとって遠い話が少し近くなる。

朝6:30
目覚まし時計が動き出した。
身体も頭も重たい。

朝6:50
もう起きなくては。
外は明るいが空は雲で覆われている。

朝食にカツオのたたきで今日の元気を頂きます。
今日も無理しすぎず頑張ろう。

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