煙幕と風圧

48歳131日。通勤中の電車より

息切れて足を止める。
視界は悪く
この先の道の状況は分からない。
振り返って
これまで進んできた道も今は大分霞んでしまった。

自分の周りを人々が通り過ぎていくが
どこか別の次元の住人のように
存在を遠く感じる。

足を止めれば少しは落ち着く。
それでも視界は悪いまま。

足を踏み出すことに躊躇うが
止まり続けることも自分が許さない。

自分がどう思ったとしても
何度も躓いたとしても
結局は歩いていかないといけない。

良くはしたくとも出来ないならば
今は動かせれる足を少しでも進めよう。

***
朝6:40
目覚まし時計が動き出した。
すぐさま手は目覚まし時計を止める。
眠気に押さえつけられた意識に力は無い。
考えることもなく意識は沈んでいく。

朝6:55
朝7:00
もう行動しないといけないが
少しでも、と延長申請。

朝7:05
もう起きなければ。
延長申請しても目覚めが爽快になることは無かったが少しは気が紛れたはず。

外は明るいが空は雲で覆われている。
外からはセミの合唱。
合唱の声は種類も数も増えたようだ。

朝食にローストビーフで今日の元気を頂きます。
今日も無理しすぎず頑張ろう。

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