仮木と定礎

46歳301日目。自宅の食卓より

自信は経験と知識が積み重なった先にある。

今も自分に自信は無いが
ある程度の事象については対応できるようになった。

子供の頃は自信はなく
虚勢を張ることは少なくなかった。

好きな事以外はカラキシ駄目。
他人と話す事は嫌いだった。
浅はかな自分を露呈することになるし、何よりも何を話して良いのか分からない。

芸能関係は興味が無かったから話題を振られても困る。
カラオケは苦手だった。
歌う技量よりも歌の知識量を問われる物だと捕らえていた。

自分と他人の間に壁や距離が出来ていく。
可能であれば1人の世界に入り続けたかった。


環境が変われば自分も変わっていく。

今でも会話が苦手だが
他人との会話には困っていない。
言葉にドモルことも
無意識に涙を流すことも無くなった。

苦手な環境に身を置いた事が一番のキッカケだったかもしれない。
同性ばかりの環境から
異性も同数の環境。

今でも隙あらば逃げ出したいが
逃げ出さずに留まっている。
言い訳することも無視することも少なくなった。

責任感が自分を縛っている。
逃げ出す事を許さない。
もともと自分は完璧主義者だからか
自分を縛ること自体は苦ではない。

社会に触れて少しづつ成長してきた。
そして慣れたし成れた。
進学、バイト、講習、仕事、旅行、運転…

トラブルや失敗も数多くあったし、
これからも決して少なくは無い。
でも人生とはそういうものなんだ。

安全地帯ばかりで暮らしていたいが
そうはいかない。
危険なことは気をつけないといけないが、必ずしも拒絶するものでは無い。
(交通事故が危険だから自動車をこの世から消したい、というように)

今を受け入れて
肩の力を抜いて
今後も過ごしていければ良い。

今出来ない苦手なことも
きっと出来るようになる。

***
朝8:00
妻の声で目覚め。
よく眠れていた。
夢を見ていた事は覚えているが内容は忘れてしまった。

近くの工場からフォークリフトの作業音が聞こえる。
起きよう。

布団の外は寒い。
直ぐに着替えをする。

外は明るく空は晴れている。
太陽が眩しい。

朝8:55
朝食にカブのスープ麺で今日の元気を頂きます。
今日も無理しすぎず頑張ろう。

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