46歳218日目。自宅の食卓より
ゴリラは強い。
自分は強くなりたい。
でもゴリラになりたい訳じゃない。
古代、マンモスと対峙した人間は何を思っただろうか。
体格差はあれども戦ってマンモスを食した。
一軒家サイズの生き物に対してなら
戦いもできるし仲良くしようと思えるかもしれない。
ビルサイズの生き物に対してなら
戦う事も交流することも諦める。
何かあっても災害だと思うしかない。
手のひらサイズの生き物に対してなら
可愛がる事も語りかける事もする。
1mmサイズの生き物に対してなら
動きを眺めることはあっても複雑な感情は抱かない。
サイズ差がありすぎると感情も薄れていく。
AIは賢い。
自分は賢くなりたい。
でもAIになるのに抵抗があるのは何故だろう。
情報量、処理速度に差がありすぎるから?
よく分かってないから?
自分の知っている中での行動は
安心できるし安全でもある。
知らないことは時には危険を伴うが
成長できる秘訣でもある。
安穏とした考えで呆けていくよりは
緊張感をもった自分が裏に控えていた方が良い。
***
屋外活動後に体調が悪くなっていく。
病院ビルにいくと待ち数時間の行列。
数時間後、別で呼んでいた検査治療用の車両が病院前に到着した。
ただドクターは居ない。
丁度、病院ビルの待ちもあと僅か。
受付で相談する。
画廊に応援勤務として配属された。
3列の通路壁には絵画が飾ってある。
奥の通路を抜けると美術館のホールに繋がっている。
ここに配属される際に自分はミッションを受けている。
旧画廊所有者の秘密…。
2階に飾ってある黄色の薔薇の絵に鍵がありそうだ。
朝8:00
よく寝ていた。
大分寝過ごした気もするが
こういう日もあって良いと想う。
幸いにも妻も眠っている。
もう少し眠ろう。
昼11:30
大分眠っていた。
少し汗もかいた。
妻は起きて行動している。
外は明るく太陽は強い。
昨晩の雨と変わって今日は暖かい。
鼻と喉の奥の調子が悪く血痰がでる。
治りかけのようにも感じる。
食事の話が挙がり
珍しく出前をとることにする。