46歳296日目。ホテルのチャペルより
去年は何を食べて何を作ったか。
どれ程、満足出来ただろうか。
食べても食べても満たされなくても
次に食べる活力に成れれば
それで良い。
作っても作っても満たされなくても
次に作れる活力に成れれば
それで良い。
自分が最終的に成りたいものに
少しずつ近づいてれるのであれば。
近道している他人を妬む事無く
遠回りしている他人を笑う事無く
他人を否定せず
自分も否定せず
過去も今も後悔せず
他人の良い所を称賛して
他人の悪い所も反省して
道を歩いていこう。
光も道も見えていないのであれば
自身を整えていこう。
幸いにも今日の朝は清々しい。
頂けた良い気を大事にしよう。
***
普段の善行は罪を隠すため。
慕ってくれる人達は大勢いた。
家族や周りからも愛されているのに心は満たれない。
時に人を殺めては隠蔽してきた。
上手くいっていた方だ。
人は受け行けがたい事は無意識で否定して都合の良いことだけ盲信する。
私の罪を確信、追及してくる稀人も自然に私の前から消えていった。
平和な時間も終わりは慌ただしくなる。
少しずつ露呈が抑えきれずに罪の数は加速する。
私を追及する足は増えてきた。
それでも現実を受け入れない者達は容認していた自身の過失を認めたくないからかもしれない。
苦悩して逃げ出した者、怒鳴って入り込んで来た者。
…これで終わり。
18階の部屋は私と共に燃えだした。
死後も私の罪が増えるように。
深夜0:00
夢からの目覚め。
悪い夢だった。
自分の性別も歳も分からなかった。
2023年の締めくくり、毒素を吐き出したのか。
乾燥している目鼻
全身の筋肉痛
部屋に染み付いた煙草の臭い
水を飲んで自分を落ち着かせる。
先程は初夢にカウントされるかは分からない。
小作人の初夢を買い取る長者の話が昔あったが、聞いて自身のものにしたのだろうか。
朝5:50
カーテン越しでも外は暗いことは分かる。
山の街は朝が遅いのだろう。
もう少し休もう。
目を閉じているだけでも気は鎮まる。
朝7:10
時刻を見て驚く。
少し寝過ごした。
予約していた朝食の時間だ。
部屋と予定を整理するよりも優先しなくては。
朝7:15
朝食会場。
食事をされている宿泊客は6組ほど。
元旦だからか静かに感じる。
おせち料理で今年初めの元気を頂きます。
今日も無理しすぎず頑張ろう。